まずは構想を

どのような物事を進めるときも同じことが言えると思うのですが、その物事を成功に導くための重要な構成要素は、①構想と②仲間です。この2点がうまくいけば、家づくりもうまくいくと言えます。 最初に何から始めたらいいのだろうとお悩みの方は、まず注文住宅の「構想」を考えてみることから始めてみましょう。家づくりの場合の構想とは、どんな家にしたいのか、何が必要なのかなどというプランです。注文住宅は、どんな住まい方をしたいのか、ということを元に決まります。そして、さらにその大元となるのは住む方一人ひとりのライフスタイルです。住む人の理想が明確にあるから何が成功なのかも定まります。このあたりが、あいまいだと家を作ることが目的になってしまい、作ったあとしばらくしてどうもしっくりこない感じを味わう方もみえます。何を重視して家づくりを進めるのかは、そのご家族の考え方やライフスタイルによって様々ですので、安易な一般論に惑わされずしっかり自分の考えを持ちましょう。また、現在、同じ家に住んでいる家族のライフスタイルは似ていると考えがちですが、ライフスタイルは人の数だけあり、ご家族それぞれによって現在の住居に対する不満もまちまちです。ご家族で新居に対する夢や現在の住居に対する不満などをじっくりと話合い、家づくりに取り入れるべき点とそうでない点、取り入れるべき点の優先順位などをよく整理していきましょう。 事前に構想がハッキリしていればハッキリしているほど、その後の計画はスムースに運び、ムダな費用や時間も節約することができます。また、その作業を手伝ってもらうというのもよいと思います。これらの点が明確であれば、例えば、予算がオーバーしそうな時も、要望の優先順位がハッキリしていれば、何を削ればいいかを簡単に判断することができます。

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注文住宅と仲間

注文住宅の構想を立てることができたら、次にその構想を叶えるための「仲間」を考えてみましょう。仲間とは、ここでは家づくりに携わる人たち、つまり家づくりの依頼先のことです。家づくりを成功に導くには、構想にあった仲間を選ぶことが必要であり、そのためには各依頼先の特徴をまずは、本などで読みそれから実際に話を十分にして理解することが重要です。それぞれの家族に様々なライフスタイルがあるように、家づくりの依頼先にも様々な思想があります。構想にあわない仲間を選んでしまうと、思い描いた構想を実現できる確率が低くなってしまいます。例えば、費用が余計にかかってコストパフォーマンスが悪くなってしまったり、そもそも目指す先すら違うといったことから不可思議なトラブルが起きます。依頼先にはハウスメーカー、工務店、設計事務所など様々な種類があります。各社の特徴や担当者の人柄などを観察して、ご自身やご家族にピッタリあった依頼先を探すことが必要です。また、短くない期間を同じ目標に向かって過ごすわけですから、その間に良好な信頼関係を維持できる相手かどうかは何より重要です。この辺りは、愛称ですね。信頼関係を築けなければ、小さな行き違いでもお互いに疑心暗鬼の悪循環に迷い込み、最後は計画が崩壊することさえあります。他方、良好な信頼関係があれば、多少のトラブルでも力を合わせて簡単に乗り越えられますし、それによってますます信頼関係が深まり、より満足のいく家づくりへと近づくことができます。場合によっては、家作りを超えた人付き合いも生まれることがあります。